与えられた権限と痩せ我慢

先週の日曜日は、職場から市内クリーン作戦に参加した。僕の所属とあと別の2つの所属、計3所属が、同じ班で同じコース

割り当てられたのが、バイパス降り口があってその信号待ちの時に山盛りポイ捨てがある、最もめんどくさくてしんどいスポットがあるコース

ペットボトルに弁当ガラ、どこから持ってきたのか、じゅうたんやら家具やら、それに手すりに括りつけられた水分いっぱいの謎の袋詰め…数年ぶりやな、ここ(汗)

道の左側を通れば、ゴミスポットがある。右側を通れば吸い殻すらほぼなくて、程なく歩を進められる楽勝コース。これはみんな知っている

ここまでかと感心するくらい、ピッタリ分かれる。左側コースは僕の所属ともう一個の所属の人々がほぼ占める。右側コースは職場で大きな権限を握る所属の人々。右側の人々だけ、脇目もふらずぐんぐんお迎えのバス目掛けて小さくなってく

透けて見える人間模様…性格の悪い僕は、こういうのを日頃の取り組み姿勢、仕事への考え方、ついでに人柄ともリンクしちまう。しんどいのが分かってても、誰かがやらなきゃならん作業、自ら左側コースに進み出る不器用なおバカさんが僕は好き。遠くなってく右側コースの背中を見ながら、そんな事を実感してた

僕も15年ほど前まで、今、右側コースをすらすら歩いている人々の所属にいた。権限ある所属なので、職場では担当レベルの身分でありながら、大御所たちの標的にされ理不尽さは常に感じてた

でもね、権限あるからこそ、人の行動を制限する権限を与えられてる役割だからこそ、そういう向かい風も仕事の一環なんだよ

当時、みんなとおんなじ(むしろ安い)給料やのにな、と思いながらも、その向かい風を突破するため、信頼を勝ち取るため、しんどい役割も敢えて痩せ我慢して、ツッパッテきた

なんだかね、そこから出された先日の職場指示もね、「我々は言いました!あとは知りません、そっちの責任ですから、プイッ!」ってのが透けて見え、権限の乱用ってかね、自分の仕事をしやすくするために権限発動…仕事人としてのマインドも変わってもたなって

指示出して、相手に理解させて、実行させて、そこまでが権限与えられた者としての責任のセットだと思うけど、エエとこ取り。職場の活力が削がれてく

我らは大きな船に同乗する、一つのチームなり。自分さえ良ければええってマインド、変えていきたいな。彼ら彼女らにもそこに気付いて突破してほしいな…愚痴かな、愚痴やろね()

さー今日は金曜日、新たな気持ちでもういっちょ頑張ろかい!

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